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ノロウイルス等による感染性胃腸炎に注意しましょう!

更新日:2016年11月10日

 感染性胃腸炎とは、主にウイルスなどの微生物を原因とする胃腸炎の総称です。原因となるウイルスには、「ノロウイルス」「ロタウイルス」「サポウイルス」「アデノウイルス」などがあります。例年、11月から2月にかけての時期は、保育所や幼稚園、高齢者施設などを中心に、「感染性胃腸炎」の集団感染が多数報告されています。手洗いを徹底するとともに発症者の吐物の処理を適切に行うようにしましょう。

1、ノロウイルスとは?

 ノロウイルスは、電子顕微鏡でなければ見えないごく小さな球形のウイルスです。感染性胃腸炎のなかで冬に特に多いウイルスが、ノロウイルスです。ノロウイルスは少量(10~100個)を摂取しただけで深刻な食中毒を起こしてしまう、感染力が非常に強いウイルスです。
 食中毒と感染症の両面を併せ持つノロウイルスは1年中発生します。特に11月~春先に多く発生します。

図1.png
(1、厚生労働省ウェブサイトより作成)

 

2、感染経路

ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、人から人へ感染する場合と、汚染した食品を介しておこる食中毒に分けられ、次のような感染経路があります。

 (1) 感染した人の便や吐物に触れた手指を介して、ノロウイルスが口に入った場合

 (2) 汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合

 (3) 食品取扱者(食品の製造等に従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を行う者などが含まれます。)が感染しており,
          その者を介して汚染した食品を食べた場合

 (4) 感染した人の吐物やふん便が乾燥して、細やかなちりと舞い上がり、そのちりと一緒にウイルスを吸いこんだ場合などがあります。

3、症状

 感染してから24~48時間の潜伏期間を経て発症します。主な症状は吐き気、嘔吐、腹痛、下痢であり、発熱は38℃以下です。通常、これらの症状が1~2日続いた後に治癒し、後遺症もありません。治療方法は、つらい症状を軽減するための処置(対症療法)が行われます。抵抗力の低い乳幼児や高齢者では下痢等による脱水症状を生じることがありますので、早めに医療機関を受診することが大切です。特に、高齢者は、誤えん(嘔吐物が気管に入る)による肺炎を起こすことがあるため、体調の変化に注意しましょう。

図2.png








4、予防のポイント

(1) こまめに手洗いをする(特に排便後、調理や食事の前)

(2) カキなど二枚貝を調理するときは、中心部まで十分に加熱する(中心温度85~90℃で90秒間以上の加熱)

(3) 吐物やふん便は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系の漂白剤)を使用し、適切に処理をする

(4) 吐物やふん便を処理する際は、換気を行い、使い捨ての手袋、マスク、エプロンを着用し、処理後は、石けんと流水で十分に手を洗う

(5)調理器具の消毒も忘れずに行う

図3.png










5、吐物等の処理方法

 吐物や便などの汚物を片付ける際は、
1 換気を行い、使い捨ての手袋、マスク、エプロンを着用し、汚物をペーパータオル等で静かに拭き取ります。
2 拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm)で浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。
3 おむつは、速やかに閉じてふん便等を包み込みます。おむつや拭き取りに使用したペーパータオル等は、ビニール袋に密閉して廃棄します。
   (この際、ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約1,000ppm)を入れる事が望ましいです。)

 

※消毒用アルコールはノロウイルスに対して効果が低いため、塩素系の漂白剤や消毒剤を使用します。

(市販の漂白剤:塩素濃度約5%の場合)

濃度(希釈倍率)希釈方法
0.02%(200ppm)

2リットルのペットボトル1本の水に10ml

(原液をペットボトルのキャップ2杯)
0.1%(1000ppm)

500mlのペットボトル1本の水に10ml

(原液をペットボトルのキャップ2杯)

(2、東京都感染症情報センターウェブサイトより作成)

参考)

1)厚生労働省 食中毒の原因(細菌以外)

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/03.html

 2)東京都感染症情報センター

http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/

3)正しい手洗いの方法
正しい手洗い方法(多摩小平保健所)

関連リンク

このページに関する問い合わせ先

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郵便番号:204-8511
住所:東京都清瀬市中里5-842 健康センター1階
電話番号(直通):042-497-2077
電話番号(代表):042-492-5111
ファクス番号:042-495-9222

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